「年間50泊程、キャンプをする我が家」
真夏の暑い時期や真冬の寒い季節まで、春夏秋冬キャンプを楽しんでいます。
「春や秋は、寒暖差で昼間は気温が上がりますが、朝晩が冷え込みます」
冬キャンプは、1日を通して寒いまま。
夏キャンプを除く、春・秋・冬キャンプに寒さ対策は必要です。
「その季節にあった寒さ対策をしなければ、キャンプで快適には過ごせません」
「キャンプの寒さ対策は、石油ストーブ・湯たんぽ・ホットカーペット・電気毛布など、他にもいろいろとあります」
いろいろある寒さ対策で最も必要なのが、石油ストーブだと思います。
石油ストーブはキャンプをする上で、なくてはならないアイテム。
「我が家は、トヨトミレインボーストーブ・コロナ対流型ストーブ・フジカハイペットの3台の石油ストーブをキャンプで使用しています」
3台の石油ストーブは、それぞれにメリットとデメリットがあり、季節やテントの大きさによって使い分けています。
今回は、3台の石油ストーブの中で、キャンプ最強の石油ストーブと言われているコロナ対流型ストーブを、トヨトミレインボーストーブと比較して紹介したいと思います。
「石油ストーブの暖かさを知るのに、暖房出力という数字があります」
暖房出力が高い程、暖かい石油ストーブになります。
コロナ対流型ストーブの暖房出力は下記の通り。
コロナ対流型ストーブ
暖房出力6.59kw
レインボーストーブ
暖房出力2.5kw
「レインボーストーブの暖房出力は2.5kwに対して、コロナ対流型ストーブは、6.59kwの暖房出力があります」
2.5kwの暖房出力に対して、6.59kwのコロナ対流型ストーブは、脅威の暖かさ。
レインボーストーブの2倍以上の暖房出力があります。
「我が家は真冬のキャンプで、ノルディスクのアルフェイム19.6にコロナ対流型ストーブを使用しています」
500×500cmで、高さが350cmあるアルフェイム19.6は、大型のワンポールテント。
「大型幕のアルフェイムでも冬キャンプは暖かいのですから、例えばランドロックなどでも十分に真冬のキャンプを暖かく過ごせます」
暖房出力の高いコロナ対流型ストーブは、真冬のキャンプにもおすすめ。
「コロナ対流型ストーブの大きさとサイズは、下記の通り」
コロナ対流型ストーブ
高さ598×幅482×奥行き460mm
レインボーストーブ
高さ474.5×幅388×奥行き388mm
「レインボーストーブと比べても、サイズの違いは大きいです」
コロナ対流型ストーブの大きさを他に例えると、テント収納袋1つ分ぐらいの大きさはあります。
サイズが想像できない場合は、メジャーで長さを確認してみると、だいたいの大きさが確認できると思います。
「コロナ対流型ストーブの連続燃焼時間は、下記の通り」
コロナ対流型ストーブ
連続燃焼時間10.9時間(タンク容量7L)
レインボーストーブ
連続燃焼時間20時間(タンク容量4.9L)
「コロナ対流型ストーブは、6.3Lの灯油で10.9時間しか使えないので、それ程燃費の良さはありません」
「コロナ対流型ストーブのタンク容量は、下記の通り」
コロナ対流型ストーブ
タンク容量:7L
レインボーストーブ
タンク容量:4.9L
「それ程燃費のよくないコロナ対流型ストーブは、1泊2日のキャンプでも補給のポリタンクはあった方が安心」
我が家は、ヒューナースドルフの燃料タンクを保有。
ヒューナースドルフの燃料タンクは、キャンプで使う灯油ポリタンクで、一番人気があり売れている商品。
「ドイツ製で安全にも優れており、使い勝手が良いのが特徴」
見た目がかっこ良くおしゃれなので、我が家は気に入っています。
「ヒューナースドルフのポリタンクの唯一の欠点が、側面に付属されているノズルが使えないこと」
ノズルを付けて入れると、繋ぎ目から灯油漏れを起こします。
「我が家は、ダイソーで購入したポリタンクで、灯油を入れています」
ポリタンクで灯油を入れると、全く問題はないですよ。
「我が家は、ヒューナースドルフの燃料タンク5Lと10Lを保有」
「コロナ対流型ストーブのタンク容量は7Lなので、10Lサイズのヒューナースドルフの燃料タンクがあれば安心」
見た目がかっこ良くおしゃれなので、置いておくだけでインテリアにもなります。
「コロナ対流型ストーブの連続燃焼時間は、下記の通り」
コロナ対流型ストーブ
連続燃焼時間10.9時間(タンク容量7L)
レインボーストーブ
連続燃焼時間20時間(タンク容量4.9L)
「タンク7Lに満タンの灯油を入れて、10.9時間しか使えないので、燃費の良さはあまりありません」
レインボーストーブは、キャンプで使う石油ストーブで一番燃費のよいストーブで、比べてみるとかなりの差が出ます。
「コロナ対流型ストーブは、灯油を満タンにして車で運んでも灯油漏れを起こしません」
給油口の蓋のパッキンもしっかりしていて、給油口からの灯油の漏れもないので、安心して車で運搬できます。
我が家もコロナ対流型ストーブに、灯油を満タンにして車でいつも運んでいますが、一回も灯油漏れを起こしたことがありません。
「気をつけてほしいのが、蓋の閉め忘れ」
蓋を斜めに閉めてしまうと、隙間があいてしまい、そこから灯油漏れを起こしてしまいます。
蓋をきっちりと閉めて運搬すると、コロナ対流型ストーブは灯油漏れを起こしません。
「本体の斜め下にある耐震セット金具を、押し下げてセットします」
「本体中央にあるダイヤルを、燃焼の方向に回します」
「蓋を開いてつまみを上げます」
芯が上がっているのを確認し、芯にチャッカマンなどで火をつけたら点火終了。
ダイヤルが火力調整になっていて、燃焼の方向に回すと強火になり、消火の方向に回すと弱火に調整できます。
「我が家はチャッカマンに、SOTOから発売されているスライドガストーチを使用」
「スライドガストーチは、カセットボンベやライターガスを燃料にできるので、使い捨てではありません」
使い捨てではないスライドガストーチは、とても経済的。
「スライドガストーチは、火口が伸びる小型耐風バーナー」
無段階に伸び、どの位置でも点火が可能。
「収納は、縮めてコンパクトにできます」
「炎温度が1300度の強力耐風バーナーなので、かなり使い勝手が良いですよ」
「我が家は、C&C.P.H.EQUIPEMENのレザーカバーをスライドガストーチに使用」
スライドガストーチが、おしゃれで見た目がよくなるのでおすすめ。
「コロナ対流型ストーブの後ろ下にある電池カバーに、乾電池をセットします」
乾電池のサイズは、単1の乾電池が2個必要。
「耐震セット金具を押し下げてセットします」
「ダイヤルを燃焼の方向に回します」
「本体中央下にある黄色の点火レバーを押すと、点火が完了します」
「燃料タンクの蓋を開けます」
「灯油ポンプの先を給油口に差し込んで、灯油を入れていきます」
「灯油を入れる際、あふれないように燃料計を確認して下さい」
燃料タンクの蓋を閉めたら、給油が完了。
「コロナ対流型ストーブには、対震自動消火装置がついています」
対震自動消火装置は、燃焼中に本体が揺れを感知すると、対震自動消火装置が作動して自動で消火します。
「我が家は、幕内でコロナ対流型ストーブを使用してますが、それ程灯油の臭さは感じません」
自宅で使用しているファンヒーターと、同じような匂いと思ってもらったらいいです。
「本体の中央下にあるダイヤルを、消火の方向に回すと火が3〜4分程で消えます」
素早く消火したい場合は、本体の中央斜め下にある耐震セット金具を上にあげて下さい。
耐震セット金具を上に上げることで、素早く消火が可能。
「コロナ対流型ストーブは、ファンヒーターのような3時間で自動消火する機能がついていません」
灯油がなくなるまで火が消えないので、消し忘れには注意して下さい。
「コロナ対流型ストーブの使い始めは、給油タンクに灯油を入れ20分程放置し、芯に灯油が染み込むまで待ちます」
20分程したら芯に灯油が染み込んでいるので、点火をおこないます。
「コロナ対流型ストーブに限らず、どの石油ストーブも、必ず一酸化炭素が発生します」
幕内で使用される場合は、必ず換気をおこなって下さい。
我が家は、テント上部にあるベンチレーションと小窓2ヶ所を開けます。
「小窓がない場合は、出入り口2ヶ所30cmぐらいは、換気の為に開けて下さい」
「コロナ対流型ストーブを幕内で使用される場合、一酸化炭素中毒になるリスクを減らす為、一酸化炭素警報機の設置をおすすめします」
一酸化炭素警報機があれば、幕内でコロナ対流型ストーブを使用しても安心感がでます。
「コロナ対流型ストーブは、対流式の石油ストーブになっています」
対流式の石油ストーブは、ストーブの熱によって発生した暖かい空気が、上昇し対流することで全体を暖めます。
じんわりと幕内を暖めるのが、コロナ対流型ストーブの特徴。
「対流式のコロナ対流型ストーブは、天井付近に熱が溜まります」
ストーブファンを使用することで、天井付近の暖かい空気が下に送られ、空気が循環し温度が、より上昇します。
「温度上昇が見込まれるので、幕内で石油ストーブをつけられる場合は、ストーブファンがおすすめ」
ストーブファンは、電池やコンセントを使用せず、ストーブの熱を利用して発電します。
発電することでファンを回し、幕内を循環させることができます。
「ストーブファンがあるのと無いのとでは、幕内の暖かさが違うのでストーブファンは設置した方が良いと思います」
「我が家は、FUTURE FOXのFOX-FANを使用」
FOX-FANは、しっかりとしたつくりで丈夫なので、痛むことなく長く使用できます。
見た目がおしゃれなので、設置するとインテリアにもなる優れもの。
「フィールドアのストーブファンは、今人気で売れている商品」
手軽な値段で購入できるのも、フィールドアのストーブファンの良い所。
「首振りタイプのストーブファンも、フィールドアから発売されています」
「コロナ対流型ストーブを購入する一番のメリットは、暖かいこと」
暖房出力が高く暖かいので、大型幕をコロナ対流型ストーブ1台で暖めてくれます。
キャンプ最強の石油ストーブと言われていて暖かいので、寒い季節に重宝します。
「燃費がよくない・サイズが小さくないなどのデメリットはありますが、我が家は購入してよかったと思います」
見た目がおしゃれなので、置いておくだけでインテリアにもなりますよ。
今回は、キャンプでコロナ対流型ストーブの使い方を紹介しました。
コロナ対流型ストーブは、燃費がよくなくサイズも小さくないので、キャンプで使用するのにデメリットがあります。
デメリットも踏まえて、我が家はコロナ対流型ストーブを購入して良かったと思います。
キャンプで寒さ対策は、とても重要。
寒い思いをすると、楽しさが半減します。
コロナ対流型ストーブを使用することで、テント内で暖かく快適に過ごせるのでおすすめ。
以上、「レビュー!コロナ対流型石油ストーブのキャンプでの使い方と燃費!詳しくブログで紹介」でした。
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