「年間50泊ほど、キャンプをする我が家」
真夏の暑い時期や真冬の寒い季節まで、春夏秋冬キャンプを楽しんでいます。
「年間50泊もすると、ほぼ毎週がキャンプ」
キャンプに行く時間が増えれば増える程、快適に過ごしたいと思います。
「寒い季節がやってくると、寒さに備えて石油ストーブなどの暖房器具を準備することが必要です」
灯油を燃料とする石油ストーブは、安価で強力な暖房手段として、多くのキャンパーに愛用されています。
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「灯油を持ち運ぶ際は、適切な携行缶やポリタンクが必要」
今回は、キャンプでの灯油の持ち運びにおすすめの携行缶やポリタンクについて、詳しく解説します。
- 灯油の容器には決まりがある?
- 灯油はペットボトルに入れられるの?
- 灯油の運び方
- 灯油の持ち運びの匂い
- キャンプで使う灯油の量は何リットル?
- ランタンに使用する灯油ボトルでおすすめ
- 漏れない灯油タンク5L、10L
- 灯油タンク5Lでおすすめ
- コーナンオリジナルLIFELEX灯油缶
- ビーエムオージャパンのポリ燃料タンク
- タンゲ化学工業の灯油タンク
- エマーソンの縦型ガソリン携行缶
- まとめ
灯油の容器には決まりがある?
「灯油は、消防法令で定められた運搬容器に収納して下さい」
UN規格、KHK規格、灯油用ポリエチレンかん推奨・認定マークのものを使用することを推奨します。
容器の劣化に注意し、正しく使用した場合でも5年を目安に交換して下さい。
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「ポリタンクはJIS企画により、赤や青の不透明に着色されています」
これは、紫外線を遮断して灯油の変質を防ぐため。
この着色は、ポリタンク自体の紫外線劣化を防止する効果も持っています。
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灯油用ポリ缶はJIS規格により、赤や青の不透明に着色されています。これは紫外線を遮断して灯油の変質を防ぐためです。この着色は缶自体の紫外線劣化を防止する効果も持っています。
灯油はペットボトルに入れられるの?
「灯油は電気を通しにくい液体であり、その特性から静電気がたまりやすく、取り扱いには注意が必要です」
消防法に基づき、灯油を保管、運搬する容器は一定の強度が求められ、材質や容量にも規制があります。
ペットボトルやガラス瓶、水用のポリタンクなどは灯油の保管には適していません。
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灯油は、電気の不良導体(静電気が蓄積し易い液体)であり、貯蔵又は取り扱う容器は、消防法令により、一定の強度を有するとともに、材質により容量が制限されています。そのため、ペットボトル、ビン等飲料水用の容器には入れることができないほか、水を保管するポリ容器(ポリ缶)等何でも良いわけでもありません。
「灯油を扱う際には、灯油専用として性能試験に合格したポリタンクを使用することが推奨されます」
性能試験に合格した容器には、認証マークが記載されているので、購入時に必ず確認しましょう。
容器の劣化にも注意が必要で、通常の使用でも5年を目安に新しいものに交換することが望まれます。
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ポリ缶を使用する場合は、容器の劣化に注意し、正しく使用した場合でも5年を目安に更新してください。
灯油の運び方
「消防法令で定められたタンクに入れて、運搬しましょう」
ペットボトルなど、他の容器は使用しないで下さい。
蓋はしっかりと締め、ポリタンクは必ず立てて運びましょう。
「車で運ぶ場合は、ポリタンクが動かないようにしっかりと固定して下さい」
車内に長時間放置したり、密閉された空間に置いたりしないようにしましょう。
灯油の持ち運びの匂い
「灯油の持ち運びで気になるのは独特な匂い」
キャンプで灯油を運ぶ際、匂いをどうにかしたいという気持ちになります。
ただ、灯油の匂いを完全に消すことは難しいですが、対策をすることで軽減はできます。
「灯油の保管容器は、ポリタンクではなく携行缶を選ぶ」
携行缶の方がポリタンクよりも密閉性が高く、匂いが漏れにくいとされています。
「容器は必ず立てて運び、固定してこぼれないようにしましょう」
こぼれた灯油は、匂いの原因になります。
「灯油を扱う際は、必ず手袋をしましょう」
手に匂いがつくのを防ぐことができます。
キャンプで使う灯油の量は何リットル?
「キャンプでの灯油の使用は、主に石油ストーブだと思います」
1泊2日のキャンプの場合、石油ストーブに入れる給油は1回です。
灯油の量は、石油ストーブのタンク容量で決められたら良いと思います。
「キャンプで人気の小型石油ストーブといえば、トヨトミレインボーストーブ、フジカハイペット、パセコストーブ、アルパカストーブ、グローストーブなどがあります」
それぞれタンク容量は5Lまでのサイズ。
小型石油ストーブをお持ちの方は、灯油タンク5Lを選んで下さい。
「コロナ対流型石油ストーブやトヨトミKS-67Hは、タンク容量が6L〜7L」
給油を1回すると考えて、灯油タンクは10Lサイズを選んで下さい。
ランタンに使用する灯油ボトルでおすすめ
「灯油を入れるボトルでおすすめなのが、トランギアから発売されているフューエルボトル」
トランギアのフューエルボトルは、アルコールを持ち運ぶためのボトルですが、パラフィンオイルや灯油を入れることができます。
密閉性が高く、燃料の漏れを防ぐための構造になっており、安心して持ち運べます。
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「セーフティバルブを搭載しているため、キャップを取り外さなくてもボタンを押すだけで、注ぐことができます」
簡単に注ぐことができるので、全くストレスがありません。
トランギアの燃料ボトルはセーフティーバルブを採用しており、キャップを取り外さなくてもボタンを押すだけで中に入っている燃料をストーブに注ぐことができる仕組みになっています。
「きっちりと閉めると、全く灯油漏れを起こしません」
下記のように灯油を満タンにして横に倒しても、灯油漏れを起こしていないのがわかります。
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「ナチュラルなカラーリングがおしゃれで、置いておくだけでもインテリアになるおしゃれさ」
「トランギアのフューエルボトルは、0.3L、0.5L、1Lの3種類があります」
「我が家は、ランタンを2個使用していて、0.5Lサイズを使用しています」
漏れない灯油タンク5L、10L
「漏れない灯油タンクでおすすめが、ヒューナースドルフの燃料タンク」
ヒューナースドルフの燃料タンクは、ドイツのTUF規格認証、危険物運搬用として、国連のUN認証も受けており、最高水準の安全性と信頼性を誇るポリタンク。
2003年には、燃料タンクの製造分野で、ヨーロッパシェア第一位の会社に成長。
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「押しながら回さないと、開かないチャイルドロック機能付きのキャップは、信頼性のある欧州使用」
「気密性が高く、倒れても漏れる心配がありません」
実際に灯油を満タン入れて倒していますが、全く漏れていません。
「安全性や使い勝手はもちろん、渋くてかっこいい見た目が人気」
国連の認証を受けたヒューナースドルフの燃料タンクは、安全性や信頼性が最高水準。
安心のチャイルドロック式のキャップや高い密閉性で、灯油を安心して運べます。
「ヒューナースドルフの燃料タンクは、UN認定と国内の消防法適合商品なので、安心して灯油を入れることができます」
見た目がおしゃれなので、我が家はとても気に入っているギア。
灯油タンク5Lでおすすめ
コーナンオリジナルLIFELEX灯油缶
「LIFELEX灯油缶は、コーナンオリジナルの灯油タンク」
日本国内で製造されており、品質の高さが特徴。
蓋、ノズル共にパッキンが付いており、液漏れを防いでくれます。
ビーエムオージャパンのポリ燃料タンク
「ビーエムオージャパンのポリ燃料タンクは、高密度ポリエチレン製で、錆びることがなく、軽量で耐久性があるのが特徴」
UN企画を所得しており、燃料の漏れを防止する構造になっています。
5Lサイズなので、キャンプの持ち運びに便利。
タンゲ化学工業の灯油タンク
「タンゲ化学工業の灯油タンクは、ブラック色で見た目がおしゃれ」
消防法適合品なので、持ち運びなど安心して使用できます。
「通常はミリタリーカラーのタンクですが、期間限定色としてブラック色を発売」
「ノズルとノズル用キャップも付属してあり、灯油ポンプを使わずに、灯油を入れることができます」
「5Lサイズだけではなく、10Lと20Lサイズも販売されています」
エマーソンの縦型ガソリン携行缶
「ミリタリーカラーでおしゃれなのが、エマーソン縦型ガソリン携行缶」
縦型設計になっており、狭いスペースでも収納しやすく持ち運びに便利。
消防法適合品で、安心して持ち運びができます。
まとめ
キャンプの灯油の持ち運びは、専用の携行缶やポリタンクを使用することで、安全に持ち運びできます。
最適な携行缶やポリタンクを選びましょう。
石油ストーブは、寒い季節のキャンプで大活躍しますが、使用や持ち運びにも注意して下さい。
以上、「【レビュー】キャンプで絶対おすすめ灯油タンク&携行缶5Ⅼ!持ち運びしやすくおしゃれ」でした。
Q1: 灯油を持ち運ぶ際の容器には決まりがありますか?
A1: はい、灯油を運搬する際は消防法に基づいて定められた容器を使用する必要があります。UN規格やKHK規格、灯油用ポリエチレン缶の認証マークが付いた容器を使用することが推奨されます。使用する容器は5年を目安に交換し、ポリタンクはJIS規格により紫外線劣化を防ぐために不透明な赤や青に着色されています。
Q2: 灯油をペットボトルに入れて持ち運ぶことはできますか?
A2: いいえ、ペットボトルやガラス瓶、水用のポリタンクは灯油の保管には適していません。灯油は静電気がたまりやすいため、消防法で定められた強度と材質の容器を使用する必要があります。灯油専用のポリタンクを使い、認証マークを確認して選んでください。
Q3: 灯油を安全に運ぶ方法は?
A3: 灯油は消防法で定められた適切なタンクに入れて運搬しましょう。ペットボトルや他の容器は使用せず、必ずタンクの蓋をしっかり閉めて、タンクを立てた状態で運びます。車で運ぶ際は、タンクが動かないようにしっかり固定し、車内に長時間放置しないようにしましょう。
Q4: 灯油の匂いを軽減するにはどうしたら良いですか?
A4: 灯油の匂いを完全に消すことは難しいですが、携行缶を選ぶことで匂い漏れを軽減できます。携行缶はポリタンクよりも密閉性が高く、漏れにくい構造になっています。また、タンクを必ず立てて運び、こぼれた灯油が匂いの原因になるので、こぼさないように注意しましょう。灯油を扱う際は手袋を使用すると、手に匂いが付くのを防げます。
Q5: キャンプで灯油は何リットル必要ですか?
A5: 1泊2日のキャンプでは、石油ストーブに1回給油することが一般的です。灯油の必要量は使用する石油ストーブのタンク容量に応じて決めましょう。例えば、小型石油ストーブの場合は5Lの灯油タンクが、容量が6~7Lのストーブには10Lの灯油タンクがおすすめです。
Q6: ランタンに使う灯油用ボトルでおすすめはありますか?
A6: トランギアのフューエルボトルがランタン用におすすめです。アルコールや灯油を安全に運ぶための密閉性の高い構造で、セーフティバルブ付きなので簡単に注ぐことができます。サイズは0.3L、0.5L、1Lの3種類があり、持ち運びに便利です。
Q7: 灯油タンクで漏れない製品はありますか?
A7: ヒューナースドルフの燃料タンクがおすすめです。ドイツのTÜF規格やUN認証を受けた高い安全性と信頼性を持つポリタンクで、チャイルドロック付きのキャップと高い密閉性が特徴です。灯油を入れても漏れにくく、安全に運べます。