「年間50泊程、キャンプをする我が家」
真夏の暑い時期や真冬の寒い季節まで、春夏秋冬キャンプを楽しんでいます。
「寒くなると外気とテント内部の温度の差で、結露が発生することが多くなります」
朝起きたらテントが結露でびっしょりということもあり、夏場しかキャンプをされない方は、寒い時期にキャンプをすると大量に発生する結露に驚かれるかもしれません。
春や秋は結露が水滴ですが、氷点下まで気温が下がることがある冬キャンプは、水滴が凍りつき朝起きたらテントが凍ってカチカチになることもあります。
「寒くなるほど結露で濡れたテントやタープを乾かすのが大変で、結露の発生を抑えた方が楽に撤収ができます」
結露の発生を抑えるには、対策が必要になります。
今回は、我が家がおこなっているテントの結露対策を、詳しくブログで紹介したいと思います。
「ポリコットンテントはポリエステルに比べて結露の発生が少ない為、楽に撤収作業ができます」
吸水性に優れているポリコットンテントは、水滴になりにくいというのがポイント。
濡れたポリコットンテントは、日光に当てるか風通しをよくするとすぐに乾きます。
「ポリコットンテントは幕質が分厚く、暖房器具で暖めた空気が外に逃げにくいので、寒い時期でも暖かく過ごせます」
結露対策を考えている方は、ポリコットンテントを選ぶのもひとつの方法だと思います。
「我が家は寒い季節、ノルディスクのアスガルドを使用」
「アスガルドは幕質がしっかりしており厚みもあるので、暖房器具で暖めた空気が外に逃げにくいのが特徴」
ポリコットン製の生地が分厚く厚みもあるので、他のテントより暖かく過ごせます。
「アスガルドには、7.1・12.6・19.6の3種類のサイズがあります」
「アスガルド7.1はデュオキャンプで、荷物を入れてちょうどいいサイズ」
ソロキャンプだと、かなりゆったりと使えます。
「荷物を入れなければ、大人2人・子供2人の4人家族でも狭いですが寝ることはできます」
アスガルド7.1は、ソロ〜2人で使うのにおすすめなサイズ。
「他のサイズと違いアスガルド7.1だけは、壁とフロアがくっついている為、ジップインフロアを別途購入する必要はありません」
ジップインフロアを購入しなくてもいいので、安い値段で買うことができます。
「アスガルド7.1は、300×265cmのサイズで200cmの高さ」
商品名:
ノルディスクアスガルド7.1
収容人数:3人
サイズ(縦・横・高さ):
300×265×200cm
テント素材:
65%ポリエステル・35%コットン
フロア素材:
ターポリン100%
重量:15.5㎏
防水性:350mm
「アスガルド12.6は、大人2人・子供2人の4人家族で使用してベストサイズ」
サイズがそれ程大きくないので、扱いやすいです。
「アスガルド7.1・12.6・19.6の3種類の中で、一番売れていて人気があり、購入して後悔のないサイズ」
アスガルド12.6は、400×375cmのサイズで250cmの高さ。
商品名:
ノルディスクアスガルド12.6
収容人数:最大6人
サイズ(縦・横・高さ):
400×375×250cm
テント素材:
65%ポリエステル・35%コットン
フロア素材:
ターポリン100%
重量:
16㎏・8.9㎏(フロア)
防水性:350mm
「アスガルド19.6は、大人4人で使ってもかなりの広さがあります」
単体なら区画サイトでも張れますが、タープ併用は難しいです。
タープと一緒に張る場合は、フリーサイトを選んで下さい。
「アスガルド19.6は、500×470cmのサイズで300cmの高さ」
商品名:
ノルディスクアスガルド19.6
収容人数:最大10人
サイズ(縦・横・高さ):
500×470×300cm
テント素材:
65%ポリエステル・35%コットン
フロア素材:
ターポリン100%
重量:
23㎏・13.2㎏(フロア)
防水性:350m
「電源サイトを利用される方は、セラミックヒーターなどをつけたまま就寝すると、テントは結露しにくいです」
電気を熱源とするセラミックヒーターは、一酸化炭素が発生しない為、テントを閉め切って就寝しても一酸化炭素中毒にはなりません。
「テント内の温度は上がりますが、湿度が下がり乾燥しやすいので、結露の発生を抑えられます」
「テント内の下部は多少結露をしますが、暖かい空気がたまるテントの真ん中から上部分は結露しにくいので、撤収する時が楽です」
我が家が電源サイトを利用する際は、結露対策と暖かく寝るためにミニセラミックヒーター2台をつけます。
「結露した水滴を叩き落とし、テントの下部は乾きにくいので拭いてやると、テントは早く乾燥します」
結露で濡れたテントやタープを拭くのは、吸水性が高いマイクロファイバーを使うと楽。
マイクロファイバーは、素材が柔らかいので結露を拭くのにちょうどよく、吸水性が高いのでタオルなどに比べて水滴が取れやすいです。
「日光が当たる部分は結露が乾きやすいですが、影になっている所は乾きくいので、湿っている場所に暖房器具を向けてやるとすぐに乾燥します」
電源サイトの場合はミニセラミックヒーター、電源なしサイトでは石油ストーブを濡れた場所に向けて乾かしています。
「特にテントの下部は乾きにくいので、ミニセラミックヒーターを使うとちょうどいい高さで乾かしてくれます」
「テントを張る前に必ず調べてほしいのが太陽の位置で、太陽は東から昇り西に沈みます」
テントの撤収作業は、午前中におこなうことが多いです。
午前中の太陽の位置は東にあるので、東の方向に建物や大きな木がないか、テントを張る前にチェックして下さい。
「東の方向に建物や木があると、テントに日光が当たらないので、濡れているテントはなかなか乾きません」
iPhoneを使っておられる方は、コンパスで方位がわかり太陽の位置が把握できます。
「濡れたテントにできるだけ日光を当てて風通しをよくすると、結露したテントは短時間で乾燥します」
結露が乾きにくいのはテントの下部分なので、ガイロープを使ってテントの下部分を上にまくってやり、フルオープンにするとテントが乾きやすいです。
「我が家が使用しているガイロープはパラコード」
パラコードは耐久性が高い為、テントやタープの張り綱としておすすめ。
「特に冬場は、木の下にテントを設営しないことが大事」
太陽の力はテントを乾燥させるのに必要で、結露を早く乾かすには日光が当たる所に設営することが大事。
フリーサイトの場合は、周りに何もなく影ができないような所に設営して下さい。
「サイトが常に木陰で結露が乾かない場合は、撤収して日当たりがよく風通しのいい所に設営しなおすのもひとつの方法です」
「寒い時期にキャンプをするなら、キャンプ場選びも重要」
川・海・湖などが近いキャンプ場は、湿気によって結露の発生が多いです。
寒い時期に結露の発生を少なくするなら川沿いや海の近く、湖畔のキャンプ場以外を選ばれた方がいいです。
「我が家もドームテントを保有していますが、結露を乾かすのが大変」
ドームテントは、フライシートとインナーテントに分かれているので、フライシートを乾かす場合、インナーテントと別に乾かさなければいけません。
フライシートは、車の上で乾かすとあっという間に乾燥できます。
結露を軽減したい方は、ポリコットンのテントを購入するのもひとつの方法。
ポリコットンテントは、ポリエステルのテントに比べて結露が圧倒的に少ないです。
ポリコットン素材は結露が水滴にはならず、水滴を吸収するので結露を拭く必要がなくとても楽。
我が家は結露対策の為に寒い時期は、ノルディスクのアスガルドを使用しています。
冬場にポリコットンテントを使用するのは、暖かくて撤収が楽にできるからという理由があります。
以上、「【検証】テントの結露対策と乾かし方!濡れたまま片付けるのはNG」でした。
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