「年間50泊ほど、キャンプをする我が家」
真夏の暑い時期や真冬の寒い季節まで、春夏秋冬キャンプを楽しんでいます。
「タープやテントを張る際、ガイロープなどの張り綱はとても重要な役割を果たします」
風が強い日は特に、しっかりと張り綱をしておかなければ、テントやタープが崩壊することもあり得ます。
崩壊して飛んでいけば、人や車を傷付けたりする場合もゼロではありません。
「タープやテントに張り綱をする場合、ペグの種類や打ち方も大事ですが、ガイロープの長さにも気をつける必要があります」
「自由に場所が決められるフリーサイトなら問題ありませんが、オートサイトは区画のサイズが決められています」
決められた区画サイズの中に、テントやタープを設営する必要があります。
ガイロープが長いと、サイト内にペグが収まりません。
今回は、タープやテントを張る時のガイロープの長さについて、詳しくブログで紹介したいと思います。
「タープやテントを張る際、必要なのがガイロープ」
ガイロープは、テントやタープに張り綱をする時に必ず使います。
「テントやタープを購入して、ガイロープが付いていない場合、別途用意しなければいけません」
ガイロープが付属されていても、付属品のガイロープが弱かったり、好みの色でない時は、ガイロープを交換する場合があります。
新しく用意したり交換する時に、ガイロープの長さを知る必要があります。
「ガイロープの長さは、使うポール長さで決めて下さい」
「ガイロープの長さを知る上で、まずわかっておきたいのがガイロープを張る角度」
ペグダウンする場所によって、角度はいろいろと変えられます。
いろいろと変えることができる角度の中で、一番安定しているのが45度。
「ガイロープの角度は、地面に対して45度にすることで、水平に引く力と垂直に引く力が、ほぼ等しくなります」
水平に引く力と垂直に引く力がほぼ等しくなるので、タープを安定して張ることができます。
ガイロープを設置する場合、できるだけ45度になるように固定して下さい。
「ガイロープの角度は、45度が一番安定して固定できる角度」
角度を45度にすると、三平方の定理でガイロープの長さを求めることができます。
「三平方の定理から直角三角形の辺の比は1:1:√2」
下記の図でA〜Cの長さがポールだとしたら三平方の定理で、B〜Cのガイロープの長さがわかります。
三平方の定理で計算するとガイロープの長さがわかる
「例えば三平方の定理で計算すると、2mのポールを使用した場合、ガイロープの長さは2.8mになります」
三平方の定理
ポールの長さ2m×1.4=2.8m
「2.8mの他に、結び目と自在金具を使った折り返しの長さが必要です」
結び目と自在金具を使った折り返しの長さは1m。
2mのポールを使った際に必要なガイロープの長さは、2.8m +1mで合計3.8mになります。
2mのガイロープを使った場合のガイロープの長さ
(2m×1.4)+1m=3.8m
「ガイロープの長さを計算する場合、三平方の定理を使います」
三平方の定理で長さがわかったら、結び目と自在金具の長さを足して下さい。
ガイロープの長さ計算は、ポールの長さ×1.4+結び目と自在金具の長さ1m。
ガイロープの長さ計算
(ポールの長さ×1.4)+1m
「1.8m〜2.5mのポールで、必要なガイロープの長さは、下記のようになります」
ポールの長さ:ガイロープの長さ
1.8mポール:ガイロープ長さ3.5m
1.9mポール:ガイロープ長さ3.6m
2.0mポール:ガイロープ長さ3.8m
2.1mポール:ガイロープ長さ3.9m
2.2mポール:ガイロープ長さ4m
2.3mポール:ガイロープ長さ4.2m
2.4mポール:ガイロープ長さ4.3m
2.5ポール:ガイロープ長さ4.5m
「テントやタープを設営する際に使うガイロープで、取り扱いやすいとされているのが太さ4mmか5mm」
4mmと5mmのガイロープの中で、よく使われているのが4mm。
ガイロープで太さ4mmのサイズがよく使われていて、タープやテントを張る時に主流のサイズといわれています。
「山岳用のテントなら3mm、一般的なテントなら4mmを目安にガイロープを選んで下さい」
「ガイロープは、太くすればその分強度が上がります」
逆に太すぎると結びにくくかさばってしまいます。
強度があって扱いやすいのが4mmサイズ。
「ガイロープは、4mmの太さがあれば、テントやタープを張る際に全く問題がありません」
ガイロープを選ぶ際の目安
山岳用テント:
ガイロープの太さ3mm
一般的なテント:
ガイロープの太さ4mm
「我が家はガイロープに、パラコードを使用」
パラコードは、パラシュートの吊り下げラインで使われていたナイロン製やポリエステル製のロープ。
優れた強度と軽量さを備えています。
「色や柄のバリエーションが豊富なので、自分好みのものを選びやすいのもパラコードを選択するメリット」
「パラコードは、テントやタープのガイロープとして使用されている方が多いです」
ただ中には、パラコードを使用すると滑りやすいと言われる方もおられます。
凹凸が少なくツルッとした素材のパラコードは、自在金具でテンションをかける際、滑りやすい時があります。
「自在金具でテンションをかける際、滑りやすいパラコードですが、しっかりとテンションをかけて固定すれば問題ありません」
我が家もパラコードを使っていますが、使用して不便を感じたことはないです。
「我が家は、ノルディスクのトライアングルスライダーを使用」
ノルディスクのトライアングルスライダーは、3つ穴になっています。
自在金具で3つ穴を使用する理由は、長さ調整がしやすく、3つの穴でしっかりと留められるから。
「テンションがかけやすいというのも3つ穴の自在金具を選ぶ理由」
「ノルディスクのトライアングルスライダーは、しっかりとした丈夫なつくりで肉厚があり丈夫」
しっかりとした丈夫なつくりなので、痛むことがなく長く使用できます。
ノルディスクのシロクマのロゴも、とてもかわいいです。
ガイロープの長さを知る上で、まずわかっておきたいのがガイロープを張る角度。
ペグダウンする場所によって、角度はいろいろと変えられます。
いろいろと変えることができる角度の中で、一番安定しているのが45度。
ガイロープの角度は、地面に対して45度にすることで、水平に引く力と垂直に引く力が、ほぼ等しくなります。
水平に引く力と垂直に引く力がほぼ等しくなるので、タープを安定して張ることができます。
ガイロープを設置する場合、できるだけ45度になるように固定して下さい。
ガイロープの長さを計算する場合、三平方の定理を使います。
三平方の定理で長さがわかったら、結び目と自在金具の長さを足して下さい。
ガイロープの長さ計算は、ポールの長さ×1.4プラス結び目と自在金具の長さ1m。
テントやタープを設営する際に使うガイロープで、取り扱いやすいとされているのが太さ4mmか5mm。
4mmと5mmのガイロープの中で、よく使われているのが4mm。
ガイロープで太さ4mmのサイズがよく使われていて、タープやテントを張る時に主流のサイズといわれています。
山岳用のテントなら3mm、一般的なテントなら4mmを目安にガイロープを選んで下さい。
以上、「徹底検証!タープやテントのガイロープの長さと太さ!計算式も紹介」でした。
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