「年間50泊ほど、キャンプをする我が家」
真夏の暑い時期や真冬の寒い季節まで、春夏秋冬キャンプを楽しんでいます。
「ワンポールテントは、シンプルな構造と設営のしやすさから人気があるテントの形」
風の強い日や悪天候の中では、倒れやすいという欠点もあります。
今回は、ワンポールテントが倒れるをテーマに、その理由と対策について詳しく解説します。
- ワンポールテントの特徴は?
- ワンポールテントのメリットは?
- 設営の簡単さ
- 内部の広さ
- 軽量
- ワンポールテントが倒れる理由
- 風に弱い
- ペグダウン不足
- 場所選定のミス
- ワンポールテントが倒れない対策
- ペグダウンの強化
- しっかりしたガイロープを選ぶ
- 安定した地盤を選ぶ
- 傾斜地を避ける
- ワンポールテントの設営方法
- おすすめのワンポールテント
- ダイヤフォートTC
- ヤドカリテント
- DODのワンポールテント
- まとめ
ワンポールテントの特徴は?
「ワンポールテントはその名の通り、中心に1本のポールを立てることで、設営が可能なテント」
構造がシンプルな故に、設営するのが簡単。
初心者からベテランまで、幅広く愛用されています。
ワンポールテントのメリットは?
設営の簡単さ
「中央に一本のポールを立てるだけなので、初めての方でも安心して設営できます」
内部の広さ
「円錐形やピラミッド形のデザインにより、内部が広く複数人でも使用できます」
軽量
「構造がシンプルであるため、他のテントと比べて軽量で持ち運びやすくなっています」
ワンポールテントが倒れる理由
風に弱い
「ワンポールテントは、床がないフロアレスが多く、一本のポールで支える構造のため、風に対して弱い傾向があります」
強風時にポールが外れたりペグが抜けると、すぐに倒れてしまいます。
ペグダウン不足
「ペグ選びを間違えると、風や荷重に耐えられずにテントが倒れることがあります」
地盤の硬い場所でも、奥までしっかりとペグダウンする必要があります。
場所選定のミス
「設営場所が適切でない場合も、ワンポールテントが倒れる原因になってしまいます」
斜面や風が強い場所などを避けて、設営を行って下さい。
ワンポールテントが倒れない対策
ペグダウンの強化
「ペグダウンをしっかり行うことで、ワンポールテントが倒れるのを防ぎます」
しっかりペグがされていないと、ワンポールテントの崩壊に繋がります。
「キャンプ場の地面は、コンディションの良い芝サイトだけではありません」
砂利や小石がたくさんある地面が硬いサイトなどもあります。
「テントやタープを購入したら、よく付属されているのがアルミ製のペグ」
アルミ製のペグは強度に難があり、砂利や石の多いサイトだと、しっかり地面に入っていきません。
下記のようにペグの先がとがっていないと、よりペグダウンするのに苦労します。
「しっかりとペグダウンできなければ、ワンポールテントが倒れる原因になってしまいます」
特に風の強い日はペグダウンが甘いと、かなりの確率でワンポールテントの崩壊に繋がります。
「しっかりと確実にペグダウンするなら、鍛造ペグを選ぶべき」
「鍛造ペグは、銅などの金属製の材料を高温状態にして、ハンマーなどで叩いて形成します」
古くから造られている製法技法で、刃物などにも使われています。
固くて粘り強く堅牢なのが特徴。
「鍛造ペグは、かなり強めに叩いても曲がること無く、硬い地面でもグイグイ入っていきます」
アルミ製やスチール製のペグに比べて、圧倒的な強度と耐久性があります。
チタン製のペグより、手頃な値段で購入できるのも鍛造ペグを使用するメリット。
「砂浜や雪上などの地面以外は、どんなサイトでもパーフェクトに使うことが可能です」
我が家も鍛造ペグを30本以上愛用しています。
「我が家のおすすめは、スノーピークから発売されているソリッドステークと、村の鍛冶屋のエリッゼステーク」
ソリッドステークとエリッゼステークは、人気があり使用されている方が多いメジャーな鍛造ペグ。
「スノーピークのソリッドステークは、鍛造ペグで最強と言われています」
頑丈な硬い地盤でも打ち砕くほどの頑強さがあり、耐久性や強度に優れています。
硬い地面でもしっかりと固定できるので安心。
「おすすめはソリッドステーク30で、30㎝の長さがあれば風がある日でも、しっかりと固定ができます」
「村の鍛冶屋から発売されているエリッゼステークは、スノーピーク製の鍛造ペグより手軽な値段で販売されています」
エリッゼステークは、地中に打ち込む軸部分が楕円形になっているのが特徴。
楕円形になっている為、回転しにくくなっていてしっかりと地面に固定できます。
「おすすめはエリッゼステーク28cmで、28㎝あれば十分に硬い地面でもペグダウンが可能」
「我が家はペグとペグハンマーを、トラスコのツールボックスに入れています」
鍛造ペグが30本以上とペグハンマーも一緒に入るので便利。
「いろいろなカラーが豊富にあるので、自分好みの色を見つけやすいです」
しっかりしたガイロープを選ぶ
「ワンポールテントを使用される際は、必ずガイロープを設置しましょう」
ガイロープを使うことで、テント全体の強度が増します。
「テントを購入したらガイロープが付属されていますが、中には粗悪品のガイロープもあります」
ガイロープは、しっかりとしたものを選んで下さい。
「張り綱にパラコードを使うと、滑りやすいという方もおられます」
凹凸が少なくツルッとした素材のパラコードは、自在金具でテンションをかける時に、滑る場合もあります。
ただ、自在金具でしっかりとテンションをかけて固定すれば、滑って緩むことがありません。
「我が家は、ガイロープにパラコードを使ってますが、全く不便を感じていません」
安定した地盤を選ぶ
「地盤が安定している場所に設営して下さい」
フリーサイトの場合は、場所を選ぶことができるので場所選定は重要。
砂地や泥地など、柔らかそうな地面は避けて下さい。
傾斜地を避ける
「斜面や傾斜地は、ワンポールテントの安定性が低下します」
できるだけ平坦な場所を選んで設営して下さい。
ワンポールテントの設営方法
①平坦で安定した地盤を選び、風の影響を受けにくい場所を選びます
②設営する場所が決まったら、テントを広げます
風が強い場合は、ペグを仮打ちして下さい。
③幕の周りをペグダウンします
ペグが抜けないように、しっかりとペグを打ち込みましょう。
④中央にポールを立て、テントの頂点に固定
ポールがまっすぐに立っているか確認します。少し離れてみると、ポールが傾いていないか、わかりやすいです。
⑤最後にガイロープを設置して、テント全体の安定性を高めます
ガイロープの最適な角度は45度。45度にすることで、風の力を分散させて、テントへの負担を軽減させます。
おすすめのワンポールテント
画像出典・記事参考
ダイヤフォートTC
「一般的にソロキャンプ用のテントといえば、居住空間が狭く背が低いため、窮屈さがありました」
ダイヤフォートTCは、"窮屈なソロキャンプをもっと快適に"をコンセプトに開発されました。
一般的にソロキャンプ用テントといえば、居住空間が狭くテント高も低いため窮屈感が否めません。
「窮屈なソロキャンプをもっと快適に。」
そんな思いからダイヤフォートの開発はスタートしました。
「タープのような解放感をもちつつ、プライベートは確保」
立って着替えることができ、デッドスペースのない居住空間。
オールシーズン使える機能性があります。
「最大215cmで幅330cmの広々したサイズで、ソロテントとは思えない広さがあります」
「フルオープン・メッシュ・フルクローズに対応でき、スカートも装備してあるのでオールシーズン使うことが可能」
幕質はTC素材を採用しているため、通気性と耐久性に優れています。
「ダイヤフォートTCの口コミと評判は、下記のような感じ」
ヤドカリテント
「DODから発売されているのがヤドカリテント」
ヤドカリテントの特徴は、出入り口にサイドウォールがあることで、横風を軽減し雨が入るのを防ぎます。
「出入り口のサイドウォールにポール4本を使い立ち上げると、巨大な前室を作ることが可能」
ヤドカリテントを使用する際、タープを張る必要はありません。
「フライシートの裾にスカートが付いているので、気温が下がる季節でも使うことができます」
「インナーテントは出入り口や窓が大きいため、暑い時期でも快適」
「春夏秋冬どの季節でも快適に使えるのが、ヤドカリテントを選ぶメリット」
本体サイズが460×460cmで高さが300cmあるヤドカリテントは、4本のポールを使ってサイドウォール立ち上げることで、かなり広く幕内を使うことができます。
「420×290cmで高さが300cmのインナーテントのサイズ」
4人家族で使用するには、十分なスペースがあり、圧迫感や窮屈さもありません。
「ヤドカリテントは、ワンポールテントで人気のテント」
口コミと評判は、下記のような感じ。
DODのワンポールテント
「DODのワンポールテントは、S・M・Lの3種類のサイズがあり、家族の人数で選ぶことができます」
S・M・Lサイズ共に手頃な値段で、コスパが良いワンポールテント。
「素材はポリエステルになっており、しっかりとしたつくり」
メッシュのインナーが標準装備されています。
安心なブランドで、コスパが良いワンポールテントを探しておられる方におすすめ。
DODのワンポールテントの口コミと評判は、下記のような感じ。
まとめ
キャンプ場の地面は、コンディションの良い芝サイトだけではありません。
砂利や小石がたくさんある地面が硬いサイトなどもあります。
テントやタープを購入したら、よく付属されているのがアルミ製のペグ。
アルミ製のペグは強度に難があり、砂利や石の多いサイトだと、しっかり地面に入っていきません。
ペグの先がとがっていないと、よりペグダウンするのに苦労します。
しっかりとペグダウンできなければ、ワンポールテントが倒れる原因になってしまいます。
特に風の強い日はペグダウンが甘いと、かなりの確率でワンポールテントの崩壊に繋がります。
しっかりと確実にペグダウンするなら、鍛造ペグを選びましょう
以上、「【検証】ワンポールテントが倒れて困っている?立て方のコツも解説」でした。