「年間50泊程、キャンプをする我が家」
真夏の暑い時期や真冬の寒い季節まで、春夏秋冬キャンプを楽しんでいます。
「年間50泊もキャンプをしていると、ほぼ毎週がキャンプ」
キャンプに行く時間が長ければ長い程、快適に過ごしたいと思います。
「春や秋は寒暖差で、昼間は気温が上がりますが、朝晩が冷え込みます」
冬キャンプは、1日を通して寒いまま。
夏キャンプを除く、春・秋・冬キャンプに寒さ対策は必要です。
「特に冬キャンプは、氷点下まで気温が下がることもあるので、しっかりとした寒さ対策は不可欠」
「キャンプの寒さ対策はいろいろとありますが、今回は石油ストーブについて」
今回は就寝する際に、石油ストーブをつけたままにして寝てもいいのか?消さないのか?など、詳しくブログで紹介したいと思います。
「テント内で石油ストーブをつけたまま寝てもいいのか?を考える上で、確認しておきたいのがテント内での石油ストーブの使い方」
「テント内での石油ストーブの使用は、各石油ストーブメーカーが推奨していません」
石油ストーブをテント内で使う場合は、自己責任になります。
「各メーカーが石油ストーブを狭いテント内で使用することを推奨しない理由は、ストーブが不完全燃焼を起こすと、一酸化炭素中毒を発症させる原因となるから」
一酸化炭素中毒は、最悪死亡に繋がる場合があるので、注意する必要があります。
一酸化炭素中毒
「石油ストーブは、室内の空気を使って燃焼し、排気ガスを室内に出します」
換気しない場所で長時間使用すると、酸素濃度が低下して不完全燃焼が進み、一酸化炭素が増え中毒を起こしてしまいます。
石油ストーブ、ガスストーブ、ファンヒーターなどいわゆる開放型暖房器具は、室内の空気(酸素)を使って燃焼し、排気ガスを室内に出す仕組みになっています。換気をしないでこれらの暖房器具を使用し続けると、室内空気が汚染されるだけでなく、室内の酸素濃度が低下してくると不完全燃焼が進み、一酸化炭素が急激に増加し、中毒を引き起こします。
「一酸化炭素は無味無臭で毒性の強い気体」
気づかない内に一酸化炭素中毒に至る場合があります。
「一酸化炭素中毒の初期症状で多くみられるのが頭痛」
その後、一酸化炭素の濃度が上がるにつれて、疲れやすくなって判断力が低下したり、嘔吐、めまい、視力障害、痙攣などが現れます。
最終的には死亡する危険性があります。
一酸化炭素中毒の初期症状で非常に多くみられるのが頭痛です。その後、一酸化炭素の濃度が上がるに従って、疲れやすくなって判断力が低下したり、嘔吐、めまい、視力の障害、痙攣などが現れて、最終的には死亡する危険があります。
「一酸化炭素は、薄い濃度でも体に影響を及ぼしてしまうので、テント内で石油ストーブを使う場合は注意する必要があります」
ストーブをつけて寝る
「テント内で石油ストーブをつけたまま寝ることは、おすすめしません」
寝ている間に一酸化炭素か発生すると危険です。
「石油ストーブをつけたままの就寝は、確実な安全性がない為、おすすめすることはできませんが、我が家はつけたまま寝たことが以前ありました」
テント内で石油ストーブをつけたまま消さずに寝ることは、自己責任ということになります。
記事で紹介したかといって、おすすめすることではありません。
フロアレステント
「テントには、フロアが壁にくっついているものと、フロアが無いフロアレステントがあります」
フロアが付いているテントは、下記のような感じ。
「フロアレステントは、下記のようなテントです」
「フロアレステントは、テントの底にフロアがない為、地面と幕の間から隙間風が入ってきます」
地面と幕の間から常に隙間風が入ってくる為、一酸化炭素中毒になるリスクが低いです。
「気をつけてほしいのが、フロアと壁がくっついているテント」
フロアがくっついている為、気密性が高くなっており、石油ストーブをつけたまま寝るのはリスクが高くなります。
「我が家が石油ストーブをつけたまま寝たのは、フロアレステントのみ」
テントの底から隙間風が入ってくるフロアレステントは、気密性が高くないので安心できます。
フロアレステント
「一酸化炭素は、燃焼する時に必要な酸素が不足し、灯油が不完全燃焼を起こすことで発生します」
テント内の換気を行いテント内の酸素量を保っていれば一酸化炭素中毒になることはありません。
「テント内の対面に位置する2ヶ所以上の窓や出入り口を開けることで、換気を行えます」
我が家は、テント内の対面30cm以上を2ヶ所開けています。
「30cm以上開けるのは、窓や出入り口のどちらでもOK」
心配なら30cm以上を3ヶ所開けて下さい。
「1時間に1回、テントの出入り口を大きく開放して換気をおこなうと、より一酸化炭素中毒になるリスクを減らします」
「一酸化炭素が発生すると、空気よりやや軽い為、テントの天井付近に溜まりやすいです」
ベンチレーションのあるテントは、必ずベンチレーションを開けて下さい。
「テント内で石油ストーブをつける際は、一酸化炭素中毒になるリスクをなくす為、必ず一酸化炭素警報器を設置して下さい」
風対策
「テント内で石油ストーブを使用する際、気をつけてほしいのが風対策」
石油ストーブをテント内でつけている時に、風でペグが抜けてしまいテントが崩壊してしまうと危険。
風が強い時も含め、石油ストーブを使う場合は、しっかりとしたペグが必要。
「キャンプ場の地面は、コンディションの良い芝サイトだけではありません」
砂利サイトや石が混じった土サイトなど、コンディションの悪いサイトもあります。
「利用したサイトが、コンディションの悪いサイトの場合、アルミやプラスチックペグだと、地面の中に入っていきません」
「ペグはスノーピークのソリッドステーク30か、エリッゼステーク28cmの鍛造ペグがおすすめ」
鍛造ペグは、地面の奥深くまで入るので抜けにくく、強風の時は特に重宝します。
プラペグやアルミペグは、強風の時に抜けるリスクが高いので、あまりおすすめできません。
「我が家は、スカート部分にはアルミペグを使用することもありますが、それ以外の場所は全て鍛造ペグを使っています」
我が家は、スノーピークから発売されているソリッドステーク30㎝を使用。
「村の鍛冶屋から発売されているエリッゼステーク28㎝は、ソリッドステークと同じ鍛造ペグで、値段が安いので手軽に購入できます」
「我が家はペグとペグハンマーを、トラスコのツールボックスに入れています」
鍛造ペグが30本以上とペグハンマーも一緒に入るので便利。
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「いろいろなカラーが豊富にあるので、自分好みの色を見つけやすいです」
「強風の時は、ペグを奥まできっちり打ち込むことが大事」
鍛造ペグでも中途半端にペグ打ちをすると、風の強い日は抜ける可能性があるので、奥深くペグダウンをして下さい。
ヒューナースドルフの燃料タンク
「我が家は石油ストーブを使う季節、補給用の灯油タンクも一緒に持ってキャンプに行きます」
ヒューナースドルフの燃料タンクは、キャンプで使う灯油タンクで、人気があり売れている商品。
関連リンク
「ヒューナースドルフの燃料タンクの人気があり売れている理由は、ミリタリーカラーでかっこ良くおしゃれな所」
「国連の認証を受けたヒューナースドルフ製の燃料タンクは、安全性や信頼性があります」
蓋はチャイルドロック付きになっていて、高い機密性があり漏れる心配がありません。
ドイツのTÜF規格認証/国連(UN)の認証/チャイルドロック付きキャップ採用
「灯油漏れの心配がないので、安心して車で運搬できます」
「レインボーストーブ・フジカハイペット・パセコストーブ・アルパカストーブ・グローストーブなどの小型の石油ストーブは、タンク容量が5L前後」
タンク容量が5L前後なので、キャンプで1回灯油の補給をすると考えて、ヒューナースドルフの燃料タンク5Lがおすすめ。
「コロナ対流型ストーブやトヨトミKS-67Hは、タンク容量が7L程あります」
タンク容量が7L前後なので、キャンプで1回灯油の補給をすると考えて、ヒューナースドルフの燃料タンク10Lは必要。
「幕内で石油ストーブを使用される場合は、必ず換気をし、一酸化炭素警報機を設置して下さい」
「我が家は以前、テント内で石油ストーブをつけたまま寝ることがありました」
だからといって確実な安全性がない為、人におすすめするものではありません。
危険性を踏まえた上、自己責任ということになります。
テント内で石油ストーブをつけたまま寝ることは非常に危険
記事で紹介したかといって、おすすめすることではありません
まとめ
テント内で石油ストーブをつけたまま寝ることは、おすすめしません。
寝ている間に一酸化炭素か発生すると危険です。
石油ストーブをつけたままの就寝は、確実な安全性がない為、おすすめすることはできませんが、我が家はつけたまま寝ることがありました。
テント内で石油ストーブをつけたまま消さずに寝ることは、自己責任ということになります。
自己責任ということで、今回紹介させていただきました。
石油ストーブは、室内の空気を使って燃焼し、排気ガスを室内に出します。
換気しない場所で長時間使用すると、酸素濃度が低下して不完全燃焼が進み、一酸化炭素が増え中毒を起こしてしまいます。
一酸化炭素は無味無臭で毒性の強い気体。
気づかない内に一酸化炭素中毒になる危険性があります。
一酸化炭素は、薄い濃度でも体に影響を及ぼしてしまうので、テント内で石油ストーブを使う場合は注意する必要があります。
以上、「【検証】テント内で寝る時に石油ストーブはつけたまま消さないの?詳しく紹介」でした。
Q1: テント内で寝る時に石油ストーブをつけたままにしても大丈夫ですか?
A1: 基本的には、テント内で寝る時に石油ストーブをつけたままにするのは避けるべきです。一酸化炭素中毒や火災のリスクが高まるため、安全のために消すことをおすすめします。
Q2: どうして石油ストーブをつけたままにするのは危険なのですか?
A2: 換気を行わないと不完全燃焼が起き、一酸化炭素が発生します。一酸化炭素は無色無臭で、知らないうちに中毒になる危険があります。また、ストーブが倒れたり、テントの布に触れると火災の原因にもなります。
Q3: どうすればテント内で安全に石油ストーブを使えますか?
A3: テント内で石油ストーブを使う際には、以下の点に注意してください。
換気を徹底する: テントのベンチレーションを開けて、常に新鮮な空気を取り入れましょう。
一酸化炭素チェッカーを使用する: 一酸化炭素の濃度を常に監視できるチェッカーを設置しましょう。
ストーブの位置に注意する: テントの布や可燃物から十分な距離を保ち、安定した場所に設置してください。
Q4: 寝る時に暖かさを保つための代替手段はありますか?
A4: はい、以下の方法で暖かさを保つことができます。
電気毛布や電気カーペットを使用する: 電気毛布やカーペットを利用すると、安全に暖かさを保てます。
寝袋の保温性を高める: 高性能な寝袋やインナーシーツを使用して、体温を逃がさないようにしましょう。
湯たんぽを使う: 湯たんぽを寝袋に入れておくと、長時間暖かさを保てます。
Q5: それでも石油ストーブをつけたままにしたい場合、どうすればいいですか?
A5: どうしても石油ストーブをつけたままにしたい場合は、以下の対策を講じてください。
定期的に起きて換気を行う: 1〜2時間ごとに起きて換気を行い、一酸化炭素の濃度を下げましょう。
一酸化炭素チェッカーを必ず使用する: 一酸化炭素の濃度が上がった場合にアラームが鳴るチェッカーを使用してください。
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